☆☆ 湯口切断システム ☆☆グラビティー鋳造法やスクイズ鋳造法で成型されたアルミ鋳物は一般的なダイカスト製品に比較して、湯口部分(ゲート)が厚く強固であり、トリミングプレスなどでは分離が困難です。 また重力鋳造法ではアルミ合金の凝固収縮による容積変化を補うため、押し湯と呼ばれる部位が付属します。これらも製品から切り離され再溶解されますが、切断部位の断面積が大きく切断は容易ではありません。 当社の湯口切断システムはこれらを効率よく切断でき、あわせて多くのメリットを提供します。 1.切断工程のコスト削減 省力化、高効率化に合わせて設計します。
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| 低周速切断 ※1周速100〜200m/分 切込0.1〜0.2mm/刃 |
チップソー切断 周速500m/分以上 切込0.005〜0.01mm/刃 |
バンドソー切断 コンターマシン |
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| 刃物、材質 | メタルソー、 ハイスコールドソー(超鋼チップ) サイレントソー |
超鋼チップソー PCD(ダイヤ) |
ハイスほか |
| 切断性能 | 安定している | 刃物の状態による | 刃物の状態による |
| 切断音 | 回転が低いので比較的低騒音 | 刃物が切れなくなると キンキンうるさい |
比較的低騒音 |
| 刃物寿命 | 長く安定している | 不安定 | 不安定 |
| 再研摩性 | 複数回の再研摩可能 | 再研摩可能 | 再研摩不可能 |
| 切断精度 | 精度が高い | 刃物の状態による | 非常に不安定 |
| クランプ力 | 強固なクランプ力 | 剛性、クランプ力が | 剛性、クランプ力が |
| 機械構造 | 高い剛性が必要 | 弱い物が多い | 弱い物が多い |
| 切粉の状態 量 飛散 |
厚い切粉になる 重く、量は少ない 飛散が少ない ※2 |
薄い切粉になる 軽い、量は多い 飛散が多い |
細かい切粉になる 量は少ない 飛散が少ない |
| 消費電力 | 少ない | 多い | 少ない |
| ハイシリコン材は? | 良く切れる AC9A(Si23%) AC9B(Si19%) でも多くの実績あります |
うまく切れない 刃物がすぐに磨耗 |
うまく切れない 刃物がすぐに磨耗 |
※1 丸鋸がゆっくり回っていても切り込み量が多いので、切れる速度は変わりません。
※2 厚く重い切粉が出てきます。飛散が少ない上、再溶解性に優れます。
| ☆ヒント! 刃先の寿命とは“1つの刃先で切ることができる総延長”とすれば、同じ容積を切り取る場合、一度に0.01mmずつ1000回で切るよりも、0.1mmずつ100回で切れば、刃先は10分の1しか磨耗しません。だとしら、刃物を速く回して少しづつ何度も薄く削ぎ取るよりも、ゆっくり回して一度にたくさん切り取る方が、刃先は長持ちしますよネ! (ウソのようですが、本当です!) |
切断工程に水溶性切削油(クーラント)を用いず、極微量の植物性切削油を刃物に噴霧しながら切断を行います。
セミドライ切断と水溶性切削油切断を比較して見ましょう。
1.刃物の寿命が大幅に延びます。
高い潤滑性能を維持できるので刃先の磨耗が少なく、切粉のつまりも発生しません。
2.腐敗臭がなく、油臭が気になりません。
バクテリアの発生がありません。油剤の匂いも気になりません。
3.濃度や油量の管理が容易です。
ポットの油が減ったら補給するだけです。希釈や攪拌は不要です。
4.製品や湯口、切粉を洗浄、乾燥させる工程が不要です。
水分をまったく使用しないので、はじめから濡れていません。
5.機械装置や周辺の床がきれいで、メンテナンスや掃除が容易です。
切粉が床や機械周りにくっつきません。床がきれいでヌルヌル滑りません。
6.植物性油剤は人体、環境に対して安全であり、生分解性に優れています。
原料は純植物油油脂です。食用油脂に近いものです。
7.クーラントポンプを使用しないので電気代も節約できます。
給油機構は空気圧駆動です。クーラントポンプの電気代って意外とかかっているんです。
8.全量消費で廃油処理費用が発生しません。
水溶性切削油やタンクの底に溜まるスラッジの廃棄費用は非常に高額です。
1.冷却能力が高く温度管理が可能です。
※セミドライには冷却能力はありません。高温での切断は不向きです。
2.切粉の洗い流しが可能です。
※セミドライでは切粉やリターン材が、自然落下で排出できる機械構造が必要です。
当社の切断機はセミドライ切断を標準とした設計で作られております。
| これからはPRTR制度(特定化学物質の環境への排出量の把握および管理の促進に関する法律)やISO14000など"環境保護を無視した企業経営はできない時代"になります! |